東野圭吾作品の世界

東野圭吾著作の書籍からその世界観を独断と偏見で解釈します!

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東野圭吾最新刊「祈りの幕が下りる時」9月13日発売

作家・東野圭吾氏の書き下ろし最新作「祈りの幕が下りる時」が9月13日に講談社が刊行されることになったようです。この小説は、加賀恭一郎シリーズの第10弾になるようで、初版の部数は20万とのこと。

祈りの幕が下りる時

祈りの幕が下りる時

 

この最新作の存在は、8月9日に文庫本で発売された「新参者」で明らかにされました(単行本は、2009年9月18日に発売済み)。

新参者 (講談社文庫)

新参者 (講談社文庫)

 

この最新作のタイトルを見た時に、東野圭吾氏にしては珍しいタイトルの付け方だなって気がしました。ただ、加賀恭一郎シリーズのタイトルの付け方としてはめずらしくはないかも。まだ発売前で読んでいないのでどのような内容かは不明だが、何か今までにないような試みがあるのでは?と大いに期待が膨らみます。

 

実際、講談社は「ミステリーの形式、小説という枠組みを踏まえつつ、しかしそれを超えた2013年エンターテインメント界のサプライズとして結晶した“最高傑作”」と評しているようです。まっ、これは出版社の常套句なので、あまり期待を膨らませ過ぎずに発売を待ちたいと思います。

 

また、担当編集者が「東野圭吾という名の謎。その頭の中はどうなっているのか。ミステリーの形をとった“奇跡”にお立会いください」というコメントを寄せているようだが、“東野圭吾という名の謎”というところが、ファンとしてはとても気になるところ。“東野圭吾”というペンネームの由来の答えかヒントがこの小説に隠されているのかもしれません。