東野圭吾作品の世界

東野圭吾著作の書籍からその世界観を独断と偏見で解釈します!

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2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

犯人が明らかにされないまま終わってしまう推理小説

加賀恭一郎シリーズには、一風変わった小説があります。それは、最後まで読んでも犯人が明らかにされていないものです。つまり、「犯人は読者が推理してください」で終わってしまっている推理小説なのです。 その小説とは、以下の2つの小説です。 私が彼を…

「学生街の殺人」を読んでノスタルジックな気分に・・・

学生街の殺人 (講談社文庫) 作者: 東野圭吾 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 1990/07/06 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 9回 この商品を含むブログ (45件) を見る この「学生街の殺人」は、大体以下のような内容である。 舞台は、大学の正門の位置が変…