東野圭吾作品の世界

東野圭吾著作の書籍からその世界観を独断と偏見で解釈します!

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やっぱり、短編より長編が面白い!?

最近、立て続けにガリレオの短編集を3冊読破した。読んだのは、以下の3冊。

探偵ガリレオ (文春文庫)

探偵ガリレオ (文春文庫)

 
予知夢 (文春文庫)

予知夢 (文春文庫)

 
ガリレオの苦悩 (文春文庫)

ガリレオの苦悩 (文春文庫)

 

 ガリレオシリーズは、犯罪を科学的に解明するという物語の性質上、短編のほうが描きやすいのかもしれない。加賀恭一郎シリーズのほとんどが長編であるのに対して、ガリレオシリーズは8冊中5冊が短編集であることを考えると、東野圭吾氏はそう考えているに違いないと思うのである。

 

さて、続けて短編集3冊を読んで思ったのが、やっぱり長編の方が僕には面白いのかな、ということである。

もちろん、短編集でも読んでいる間は面白いと感じているのだが、読んだあとに残る余韻があまりないのがその原因なのかもしれない。

ただ、これはガリレオシリーズだからかもしれないので、今度は浪速少年探偵団シリーズや〇笑シリーズなどの他の短編集を読んでみようと思う。

 

もし、東野圭吾氏の短編集で、余韻があとに残るような作品があったら教えてくださいね!