東野圭吾作品の世界

東野圭吾著作の書籍からその世界観を独断と偏見で解釈します!

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悪意

「悪意」は、東野圭吾氏の悪意が満載の小説でした!

この「悪意」という小説は、その内容よりも、小説の構成や視点がとても興味深いものでした。 小説の構成としては、犯人の手記に刑事・加賀恭一郎の考察がその都度絡んでいくという手法が用いられています。手記というのは、普通自分の体験や感想を書き記すも…